3 + BOOKS = 3BOOKS

なんで3BOOKSっていう社名なのでしょうか?
その理由は、知らないことも本3冊読めば大体わかるようになるよね、っていうところから来ています。ここで重要なのは、知らないという課題を解決するために「なぜ3冊」なのかということです。

なぜ3?

なぜ3冊なのか、という話をする前に、まずは3という数字について考えてみたいと思います。
3ってとても面白い数字なんです。
三銃士、三本の矢、御三家、第三者、三つ巴、
三種の神器、三位一体、三人寄れば文殊の知恵…
3は聞き慣れた言葉や慣用句によく入っています。
ひょっとすると一番使われている数字かもしれません。

他にも、
松竹梅、真善美、心技体…
何かを表現するときによく3つの漢字を組み合わせて使います。
そうするとバランスが良くて、すごくしっくりきます。

そういえば、
少年ジャンプの三原則は「努力・友情・勝利」、
日光東照宮の猿は「見ざる、言わざる、聞かざる」、
吉野家のコンセプトも「うまい、やすい、はやい」とどれも3つの言葉で表現されています。

大人気のPerfumeは「かしゆか、あーちゃん、のっち」の3人です。
ひょっとするとここでも3が関係しているのかもしれません

一見関係ないようにも見えますが、
3という数字は古くからマジックナンバーとも言われ、
万国共通のとても安定感の数字だそうです。
こうやって様々な事例で見ると説得力が増しますよね?

3を他の数字と比べてみます。

1は、絶対的な数字だと思いませんか?
唯一、一番っていう表現でそれがよく伝わってきます。

2は、表か裏か、YesかNOみたいな雰囲気あります。
裏表、左右、黒白とかの表現でよく伝わってくる、
二者択一な感じがある数字ですね。

そこで3です。
YesとNoのどちらにも当てはまらない第三の選択肢を作ったり、
こっちでもあっちでもないんだよなーっていう気持ちを
全部吸収してくれるような気がします。

あなたは一つのことに対して重要な点が3つあると言われると
なんとなく納得しませんか?
1つだと選択肢がそもそもない、そしてインチキ臭いと感じる。
2つだと選択肢が少なすぎる、A or not Aで結論を迫られるイメージ。
4つだと偶数ゆえに対立を生んでしまったりダブったり、
5つあるとなかなか選べない、覚えられなかったり。

そういう意味では3って実にちょうど良いのです。

一つのことに対する視点を考えた時に
3という数字は実にパワフルです。

だから私たちは「3」を選びました。
次に3冊の"冊"、つまり本の話をします。

なぜ本?

本は知らないという課題を解決するためにとても有効です。
一体なぜ、本が有効なのでしょうか。具体的な例を挙げながらその理由を説明します。

例えば、あなたは新入社員からこんな質問をされます。
「プレゼンテーションをうまくやるにはどうしたら良いのでしょうか?」

ある人は「場数を踏めば上手くなる」、
ある人は「資料作りが大事」、
ある人は「話す技術を上達させるんだ」と答えます。

一体どれが正解なのでしょうか。
そしてあなたならどう答えますか?

少し話は逸れますが、西洋にはこんな言葉があります。

If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants.
私が彼方を見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に乗っていたからです。

この言葉は、万有引力を発見した科学者アイザック・ニュートンが使用したことによって有名になりました。解釈は、「先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見すること」です。
数々の功績を残したニュートンですが、それは最初から最後まで全て一人の力で行ったものではなく、先人の積み重ねた功績の上に、新たな発見を重ねていたのです。

昔から皆そうしていたように、私たちは課題を前にしたとき、自分の考えや経験に頼るだけでなく先人の知恵を活かすことができるのです。

新入社員が「プレゼンテーションをうまくやるには?」という質問を先輩であるあなたにしてきたら、どのように答えますか?
自分だけのケースで答えるのか、それともプレゼン上手な先人の知恵を提供するか、どちらが良いのかはもう明白です。自分の経験から答えるのではなく、先人の知恵が記された本を渡してあげて、自分で気づいてもらった方が良いかもしれません。

先人の知恵や教訓、そしてそこから生まれた原理原則は数多の挑戦や失敗を礎に生まれたものです。それを今生きる私たちがゼロから経験するにはあまりにも時間がかかります。
これから先の未来をより良いものにするために、私たちは大いに先人の教えを活かすべきです。
そのためには、先人の教えが記された本という武器がとても有効なのです。

1つの課題に対して、その解決に向けた原理原則とも言える名著を3冊読めば、時空を越え、巨人の肩の上に乗り、そこから課題解決に取り組めると私たちは考えます。
それを実現したのが3BOOKSというサービスです。